こんにちは♪あまりの暑さにクーラーの前から離れられず、電気代にビクビクしている高橋です。
前回、私が飲食店でメニュー担当だった時のことをお話しさせて頂いたので、
今回はその時の手書きメニューについて書こうと思ったのですが、それはまた次回(笑)
今日は5年ほど働いていたアパレルでPOPやチラシを作成していた時の事をお話ししようと思います。
★手書きのよさと苦労…
皆さんも手書きのPOPやおススメメニュー、チラシを作ったことありませんか?
私は書くのが好きだった事もあって、だいたい担当になっていたのですが、
・小さなスペースに必要な情報を入れる
・もちろん見やすく書く
・お店の雰囲気にあったデザインで作る
というのは最低限必要なことで、作るときには気を付け、何度も何度も書き直したりしました。
(基本下書きをしない派だったので、ぶっつけ本番で自爆が多かっただけですが(笑))
ちょっと見づらくて申し訳ないのですが、当時私が作っていたチラシの一部です。
個人的に筆ペンが大好きだったので、文字はすべて筆ペン。価格は「数字スタンプ」。
写真はメーカーさんからもらったカタログを1枚1枚切り抜いて、好きなイラストや写真と合わせてコラージュしていました。
切り抜き作業は楽しくて好きだったのですが、時間がかかる…。
手書き文字は失敗が許されなく、間違えたら最後、全部やり直し…。
とにかく効率が悪かったです。
イラストレーターやフォトショップがあれば簡単だったのですが、当時の私は持っていなかったので手作業で進めるしかなかったんですよね。
今はパソコンで切り抜く作業も簡単ですし、写真だってもっと商品がわかりやすいようにレタッチ(補正)する事もできますよね。
あの時の私にその技術、もしくは知識があれば!!と後悔至極ですが、
ただ!手書きだけは!!そこだけは明朝とかただのゴシックとかのフォントで済ませるのは嫌なんだ!
と、あくまでも「こだわり」にこだわっていた私ですが、今は手書きフォントもたくさんあるし、むしろ販促物の雰囲気に合うフォントを使えば手書きを超えてきます。あっさり(笑)
★自分を喜ばす(自己満足)のではなくお客様に喜んでもらう
今思えば
・お客様の求めている事、特典
・また来たい、欲しい、と思ってもらう期待値
を書ければ広告として成り立っていたのですが、あの頃はそんなことまで考えもつかなかったので、結果自己満足で終わってしまいました…。
色々なチラシを見てみると、必ずオファー(特典)が入っています。
それもその会社の方がお客様の喜ぶ事を考え抜いたオファーが。
過去を振り返るとデザインだけにこだわっていたり、自分が好きなものにこだわっていたりと、「こだわり」ばかりでした。猛省…。
ですがこの「自己満問題」、あちこちにあります。
お金をかけ、時間をかけ、労力をかけたのに、残念ながらお客様の求めている事とズレている、魅力を感じない、見てもらえない販促物になっていること。
「お客様目線」と簡単に言いますが、これが難しい!
自社内だけで考えているとどうしても「自分目線」「お店目線」になってしまいます。
そんな時は第三者の目を入れてみる事をおススメします。
そのためにデザイン会社、企画会社があります。
「第三者目線」+「プロの目線」で見た上で、提案し、お店側、お客様側の両方の要望をバランスよく考えて制作する。
それがもっとも効果の出る「いい販促物」です。
こだわりはもちろん大事ですが、こだわり過ぎて徒労になってしまってはもったいない!
「使えるものは何でも使う」の精神で、デザイナーや営業マンと相談し、効果の出る販促物を作りましょう!
こだわる部分はしっかりこだわって、きちんと効果の出る販促物を作るために、
売りプラには「もう一品オーダーが増えるメニューブックの作り方」というコンテンツがあります☆
自己満足だけのこだわりを捨てた先には「あなたの知らない世界」が広がっているかもしれません。