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プラシーボ効果とデザイン 〜心理効果プラスワン〜

  • 2019/10/15 5:00:41
みなさん、こんにちはYugoです!
本日のテーマは「プラシーボ効果とデザイン」です。
プラシーボ効果とは本当の薬ではないのに(偽薬)、症状が回復したり、和らいだりする現象の事で、
「偽薬効果」「プラセボ効果」とも言います。
今回はこのプラシーボ効果とデザインの関係性について見ていきたいと思います。

プラシーボ効果とは

プラシーボ効果の源流で有名なのはハーバード大学の教授であったヘンリー・K・ビーチャー氏の論文です。
プラシーボは「薬理効果のない薬」という意味を含み、語源はラテン語で「プラケーボー (私をよろこばせる " I shall please ")」というところに由来します。

本来薬効として有用性はないにも関わらず、飲み手が効果があると期待する暗示によって、
実際に効用が出る現象が実験として得られています。

 

「病は気から」ということわざがありますが、
まさにその言葉が示される通りですね。

 

もっとも新しい研究成果の中には、プラシーボ効果がなぜ起こるのか?まで探り、
脳の報酬中枢に強い関連がある事がわかっています。

 

思い込みの影響力というのは自分たちが思っている以上に強いのです。

 

 

 

プラシーボ効果の筆者体験

筆者の体験で大変恐縮ですが、
まさにプラシーボ効果を得た出来事をお話しいたします。

それは小学生の頃でした。当時私は車酔いがひどく、乗り物全般がダメでした。
家族で遠出する時も酔い止め薬が手放せず、乗り物に乗るのがこわくてトラウマになっていました。
ある時、バスに乗って出かけるときに酔い止め薬を忘れてしまった事に気づきました。

 

動揺し、家族に「酔い止め飲んでないから一緒にいけない!留守番している!!」

 

と泣き叫んだのを覚えています。

両親も近くにドラッグストアはないし、どうしたものかとなだめすかして何とかバスに乗せようと
試みていましたが、無理でした。

 

そんな時、一緒にバスに乗る同乗者の方が

 

「ぼく、おじさん酔い止め薬持っているよ」

と、ひとつぶ手のひらに錠剤の様なものを渡してくれました。

 

これで一安心とお礼を言ってその錠剤の様なものを飲み、
バスは出発し、目的地までバスに酔うこともなく無事にたどり着けました。

 

降車後、両親に
「あのおじさんのおかげでたすかった。あの人も車酔いするんだね」
と話したところ、驚愕の返事が返ってきました。

 

「ああ、さっきのあれ? 酔い止め薬じゃないよ、
ただのラムネ。おじさんが言ってた笑」

 

「・・・」

 

「・・・・・?」

 

「・・・・・・・!!!!??」


ら、ラムネ!!!???

 

たしかにちょっと甘かったような気はしましたが、
まさかまさか、

ラムネとは思いもよらず、
酔い止めと思い込んで飲んだ心理作用により、
酔わなかったんです。

 

今でも忘れられないプラシーボ効果の体験です。
みなさんもケースは違えど似たような体験をしているのではないでしょうか?

 

 

 

プラシーボ効果とデザイン

さて、ここから本題です。

プラシーボ効果がデザインとどう関係あるのか、
ひとつのエピソードを紹介します。

 

著名な脚本家が主催したある大学のワークショップでの出来事です。

 

ゲストに鈴木さんという方をお呼びし、カレー作りを披露してもらいました。
レシピや作り方等、脚本家がトークを織り交ぜながら、カレーは完成しました。

 

このカレーを食べたい人は?

と学生に促したところ、お昼を済ませた後のワークショップであった為、
手をあげる人はひとりもいませんでした。

 

脚本家が鈴木さんに質問を重ねていく中に、

彼女にはどうやらアメリカで野球をしている
息子さんがいる事が判明しました。

 

その息子さんの名は「一朗」

 

そうです!
なんとこの鈴木さんは、
あの「イチロー選手」のお母さんだったんです!!

 

歓声どよめく会場、
そこでもう一度、

 

このカレーを食べたい人は?


と質問したところ、

言うまでもなく全ての学生が手をあげました。

 

ただのカレーが「イチローが食べたカレー」
に大変身した瞬間です。

 

人はストーリー性のある物事に強い影響を受け、共感するものです。

 

「商品、サービスのストーリーを、
夢をデザインする」

 

今回一番伝えたいテーマです。

 

もちろん商品やサービスを提供する際に実際の性能、
効用のない誇大表現は慎まねばなりませんが、

 

ユーザーの期待値をPRの仕方で大きく高める事ができます。

 

期待値が高まった状態で得た体験は、プラシーボ効果も手伝い、
満足度も上昇します。

 

 

 

まとめ

これをお読みの方々は様々なバックグラウンド、
背景をお持ちになっていると思います。

お店を運営している方は幾多の困難を乗り越え、
日々商品やサービスを生み出し、
お店を続けていらっしゃいますよね。

 

きっと、
そのお店、商品、メニュー、サービスには
ひとつひとつの素晴らしいストーリーがあります。

ぜひそこにしかないストーリーをデザインし、
多くのお客様に、
より多くの感動を、
夢を、
伝えていってくださいね。

 

わたしたち売りプラは販促物を通し、
お客様と共にストーリーを、感動を、夢をデザインするお手伝いを
させていただきます!

 

最後までお読みいただき、有難うございました!

 

今回のブログがほんの少しでも
あなたの +1(プラスワン)になることを願って!!

 

あなたのお店の本当の魅力をデザインの力で最大化しませんか?
わたしたちは、お客様のお店の発展、+1(プラスワン)を常に考え続ける
印刷物デザインの専門集団です!

 

メニュー、ポップ、チラシの作成、その他どんな事でも結構ですので、
お気軽にご相談ください!!

 

 

また次回お会いしましょう!!

See you again!

 

 

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