本物の手書きパワーって?
- 2019/11/05 6:00:18
こんにちは、売りプラ制作部の遠田です。
メニューのデザインは全て、当社のデザイナーが作成してますが
デザイナーにも色々なジャンルがあります。
パソコン上で絵を書く「イラストレーター」
雑誌や書籍など、文字が多めの編集をする「エディトリアルデザイナー」
写真を加工編集する「レタッチャー」
一般的に、それらをまとめて「グラフィックデザイナー」と呼ぶようです。
最近、手書き風のメニューを依頼されるお客様が増えています。
今は手書きっぽいフォントも多く出回っていたり、写真もイラスト風に加工出来たりしますが、それは本当の手書きではありません。
「手書き風」をグラフィックソフトに頼るだけだと、どうしても限界があります。
頭を抱えている時、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで「バスキア展」が行われてる事を知りました。
バスキアって??
1970年後半、アメリカに「HIP HOP」(ヒップホップ)という文化が生まれました。
これもデザイナーと一緒で、色々なジャンルがあります。
レコードをこすり、リズムを作る「DJ」
その音にラップを乗せる「ラッパー」
当時流行したブレイクダンスを踊る「ダンサー」
ニューヨークの街によく見かける落書きを書く「グラフィティー」
これらをまとめて「HIP HOP」と言います。
「グラフィティー」の分野で名声を上げたのがバスキアです。
2017年にZOZO 代表前社長の前澤友作氏が123億円で落札した事でも有名です。
正直、PC画面でみた時「ただの落書きじゃん」と思いました。
よし、実物をみてやろうと カミさんに
わたし 「たまには午前中に六本木でも行ってみないか?」
カミさん 「飲み屋は夕方からだよ」
わたし 「違うわっ!」(心の声)
いざ実物を観ると、うまく言えないけどパワーを感じます。
カミさん 「あんた もっと近くじゃないと良く見えないだろ」
わたし 「老眼なんじゃ!」(心の声)
伝わってくるメッセージ内容は観る側の判断になってしまいますが、伝える力があります。
メニューやポスターも「お店の魅力を存分に伝える」アイテムになります。
当社デザイン部隊も「強く伝える技」を、日々パワーアップしていきます。