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デザインとはなにか その2 〜デザインと文明〜

  • 2019/07/09 3:00:22
今回は「デザインと文明」というタイトルで、自然、人間、文明、文化とデザインの関係を追ってみたいと思います。
このブログを読んでくれた方々が少しでも+1(プラスワン)を得てくださったら嬉しいです!

Hello!   Everyone!
How are you?
I'm glad to see you again !!

みなさんこんにちは! Yugoです。
また会えて嬉しいです!!

前回私が担当したブログは「デザインとはなにか〜その定義を考える〜」というタイトルでした。
(デザインとはなにか その1をまだ読んでなくて興味がある方はこちらからどうぞ。)

今回はその第2弾、「デザインと文明」というタイトルでお届けいたします。文明とかなかなか壮大なテーマで、
まとめきれるか不安ですが、ぜひ最後までおつきあいいただければ嬉しいです!

それではさっそく始めて参りましょう。

Here we go~~~!!

 

はじめに

みなさん「自然=nature」という言葉にどういう印象を持たれますか?

きっと様々なイメージをお持ちだと思いますが、デザインという文脈において自然を捉えると、
一つには「人知を超えたもの」という位置付になります。デザインという文脈でなくてもそうですね笑

 

ちなみに「THE DESIGNER」という単語、これはどういう意味だと思いますか?
パッと見「デザイナー」ですが、大文字になると違う意味が含まれると言われています。

勘の鋭い方は前提で気づかれたかもしれませんが、

 

実はこの意味は。。。

 

そう!「人知を超えたもの」=『神』を表してるんです!

 

詳細は不明ですが『神は細部に宿る』という言葉はこういった背景から生まれたのかもしれませんね。

 

自然と人間とデザインの関係性

自然が人知を超えた産物であるという所から、自然は神によってデザインされたものという神学的な見地に
繋がります。

人間は、その自然を使用して人工物をデザインしていきました。

人工物が次々と生まれていく中に文明が起こります。

そして文明が進化、発展していく中に新たな文明が起こり、人類は進歩していきます。
その進歩の途上には必ず人の手によるデザインが関わっています。

 

ここに有名な格言をひとつ。

『我々は建物を築く、すると今度は建物が我々を形作る』
ー ウィンストン・チャーチル ー 


この意味は人間と建物の関係性を相互的に捉えています。
自分たちがデザインしたものに自分たちがデザインされていくという人と物との相互関係。

 

文明の進歩にはこうした相互関係が常に内在しており、あらゆる対象のデザインにはそうした意味合いが含まれていると言えるかもしれません。

 

デザインと文明

文明が人の手によって進歩してきた事を述べてきましたが、ここでひとつの道具を例に、
その背景と成り立ちを追ってみます。

 

みなさん下図はなんだと思いますか?

 

学習図鑑などで昔見たことがあるかもしれませんが、そうですね。

 

古代のスプーンです。

 

スプーンは遥か太古より存在し、人間の生活を支えてきた、最も身近なデザインのひとつです。

 

古代人は手で様々なものをとったり、食べたりしていた所、自然の木を使用することを思い立ち、
加工して使いやすい形にしていったのでしょうね。

 

そうして古代のスプーンは素材を変え、形を変えて文明と共に進化していきました。

 

ちなみに下記の画像はご存知の方も多くいると思いますが『ラーメンフォーク』です!

こちらは『ニューヨーク近代美術館(MoMA)』に展示されているほど高い評価を受けています。

 

ラーメンを食べやすくするためにデザイン設計されていると思いますが、
箸(和)とレンゲ(中)が合わさり、ラーメンフォーク(洋)に仕立てていくあたりに和洋中、
それぞれの文明の良さを併せ持つ、秀逸なコンビネーションを感じますよね!!

 

まとめ

さて、身近なデザインの発展を見てきましたが、文化圏によってデザインの違いが様々表れると思います。

例えば食文化をひとつの例にあげますが、西洋の食卓やカトラリー(食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどの総称)と日本の食卓やカトラリーは違う部分がありますよね。

 

農耕民族、狩猟民族、寒い国、暖かい国等で食文化も独自に発展してきて、
それに併せて使用する道具のデザインも変わり、自分たちが作ってきたデザインに文明が馴染んでいき、
そして自分たちも文明の中に溶け込んでいった。

先述した、

 

自分たちがデザインしたものに自分たちがデザインされていくという、
人と物との相互関係。

 

ですね。

 

人類はデザインと共に発展、進化してきました。


便利さ、使いやすさ、生きやすさ等を追求し続け、文明、文化の成り立ちによって
デザインもその都度洗練されてきたと言えます。

 

デザインは常にわたしたちと共にあったのです。

 

ここまでお読みいただき、本当に有難うございました!

壮大なテーマを物凄くコンパクトにまとめてしまいました 笑

筆者のひとつの視点とお受け止めいただき、少しでも何かしらの参考になれば幸いです。

 

あなたの +1(プラスワン)になることを願って!!

 

わたしたちは、お客様のお店の発展、+1(プラスワン)を常に考え続ける
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またお会いできるのを楽しみにしております。

See you again !!

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